2020年3月のとある日、庭で何やら動く物体を目撃!よくよく見てみるとキジじゃないですか!!
こんな所でキジに会うなんて全くの想定外でしたのでチョット驚きました(;^_^A
キジがうちにやって来た!
もっと詳しく言うと、キジの訪問を受けたのは(笑)2020年3月22日の朝7時少し前の事でした。庭に行ってみると柚子の木の根元に何やら動く物体がいたのです。初めは「何だろう?」って状況が把握できていなかったのですが、よ~く見てみると雄のキジが悠々と歩いていたのです。
その時は車の中にいたので、フロントガラス越しに持っていたデジカメで撮影を試みました。出会いは数分という短い時間でしたが、どうにか写真を撮ることが出来ました。その写真が下の写真です。
こんな間近でキジを見たことが無かったので「おお~~!格好いいじゃないかぁ!!」とプチ興奮してしまいました(‘◇’)ゞ。雌のキジは茶色で地味な感じですが、雄のキジは綺麗に色づいてお洒落な感じですよね。今でいう所のビジュアル系男子かな?・・・・まぁ私はその対極を行く超非ビジュアル系オジサンですけどね(笑)。
今思うと、このキジの訪問前から早朝に庭を走り回る茶色の親子とみられる鳥を頻繁に目撃していました。鳥はスズメとカラス位しか見分けられない私なので、「飛ばずに走り回っているのだからウズラかな!?」と適当に思っていました。
・・・が、もしかしたら雌のキジとその子供たちだったかもしれませんね。その後はあまり見かけなくなってしまったのですが、写真に撮れたキジの家族だったのかなぁと思っています。
キジ(雉)は日本の国鳥
せっかく写真が撮れたのでキジについて少し調べてみました。私は知らなかったのですがキジって日本の国鳥、つまり日本を代表する鳥だったのです。某航空会社のイメージなのか「日本=鶴」と思っていたのですが、よくよく考えてみれば鶴って渡り鳥ですから日本の国鳥にはなり難いですよね(;^_^A
キジはキジ目キジ科キジ属に分類させる単一種の鳥で、日本やユーラシア大陸に分布しています。特に日本のキジは学名を 「Phasianus versicolor」といってユーラシア大陸に分布するコウライキジの亜種とされています。この学名の「versicolor」はラテン語で「色が変わる事」を意味しています。なんで「色変わり」なのか????良く分かりませんでした(‘◇’)ゞ。
キジが国鳥になったわけ
キジが国鳥に指定されたのは1947年のことでした。日本鳥学会が選定したのですが、その理由は「桃太郎などの民話や童謡などでなじみがある。雄は勇敢で雌は母性愛にあふれている。古来より狩猟の対象として食文化にも根付いている」などといった理由からです
キジは日本の国鳥とは言いますが、狩られて食べられてしまうのですよね~。国鳥を保護の対象にして手厚く守る国もありますが、日本は狩猟OKというちょ~~っと可哀そうな立ち位置の国鳥(キジ)ですね。
ちなみに日本の国蝶はオオムラサキですが、選ばれた理由の一つが「日本で初めて発見された」からだそうです。学名 Sasakia charonda のSasakia は発見者の佐々木忠次郎さんの名前からです。
では日本の国花は何でしょう!?
・・・・・・実は日本には国花がありません。桜を国花にしても良いのでは!!!と思うのは私だけではないと思いますけどね。
キジは古くから文献に登場する鳥
古事記や日本書紀にもキジは登場しますが、その時の呼び名は「キギシ(雉子)」という呼び名で、平安時代から「キギシ」を短く「キジ」と呼ぶようになりました。
「キギシ(ス)」の「キギ」は泣き声からで、「シ」とか「ス」は鳥を表現する接尾語です。確かにカラスとかホトトギスとか最後に「ス」の付く鳥っておおいですよね。
さいごに
キジって山の奥にしかいないようなイメージもありますが、結構住宅地にも出現するみたいですよ。さすがに都会では難しいかもしれませんが、近くに里山があるような地方では出会える確率は高いのではないでしょうか!?
時期は1月~3月頃かな・・・・日中よりも早朝の方が確立が高いように思います。是非早起きしたら近くを散策してみてください!
そうそう、飛ぶのは苦手の様ですが走る速さは結構早くて時速30㎞位で走るそうです(笑)。追いかけて素手で捕まえる!・・・・ってのは私には1,000%無理ですね(;^_^A
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