春は多肉植物にとって植え替えに最も適したシーズンです。私が多肉植物にハマって初めての春という事もあり、自分の備忘録も兼ねて玄海岩蓮華の植え替えについて書いていこうと思います。
植え替えまでの玄海岩蓮華
玄海岩蓮華の入手から植え替えまでの状況と基本的な情報などは以下の記事にまとめてみました。ご興味のある方は読んでみてくださいね。
下の写真は9月上旬の写真ですが、親株が中心に一つで見た目弱々しい子株が数個見られる程度の状態でした。玄海岩蓮華は寒さに強い品種ですが、株数も少ないし実際当所(北関東の平野部)の冬期環境ではどうなのかが不明であったため、他の多肉植物とともに12月に入ってから室内での管理に切り替えました。
下の写真は室内に入れる前後の写真ですが、大きかった親株も小さく縮こまってしまい、子株は「生きているのやら?」って感じになっていました。
ただ、改めて写真を見てみると12月中旬という季節にも関わらず、親株の周りに子株が出来ているのですね!!!
やはり寒い地方が原産の多肉植物だけのことはあります!
来年は野外での冬越しにチャレンジですね!
・・・・・あ、もちろん危険分散で少しは室内管理で(‘◇’)ゞ
冬場の管理としては、他の多肉植物と同様に結構な断水気味にして管理していました。しかし、年が明けて暫くすると他の多肉植物と違ってグッと成長していることに気づいたのです。2019年から2020年の冬は暖冬ではありましたが、明らかに冬季間の成長が著しいのです。次の写真は2020年2月下旬のものですが、まだまだ寒さが厳しい季節というのに、ランナーを伸ばして明らかに成長をしているのです。
この成長を見て「2月だけれど植え替えしちゃおうかな!?」という気持ちになりました。やはり寒い地方で自生している植物は冬場でも強いですね!!
植え替えの実際
玄海岩蓮華を植え替えた時の状況です。先にも書きましたが2月22日という冬季にも関わらず既に成長は始まっていました。
植え替え前の玄海岩蓮華
植え替え前の玄海岩蓮華は上の写真(白いポットの苗)です。親株も大きく成長していて、子株も育ち始めていました。
鉢から抜いた様子
鉢から抜いてみると思った以上に根も長く多いものでした。また休眠中はすごく小さくて「生きているのだろうか?」という感じの株も、この時期には葉も成長して根も発達していました(右側の2つの小さな株)。
今年の根張りを良くするために、根を短くカットして新しい用土に植え替えを行います。
植え替え後の玄海岩蓮華
植え替えは大きな株を中心にして、その周りに小さな株を配置しました。中心の株からランナーが伸びても鉢の中に収めることができると思っているのですが・・・
ちょ~っと不安もあったりして(笑)。
玄海岩蓮華の植え替えのまとめ
株も根も素直なので玄海岩蓮華の植え替えは比較的楽でした。今年は休眠から覚めた株が結構成長してからの植え替えとなりましたが、冬季の室内でこれだけ成長するのであれば、もう少し早い時期に植え替えた方が植え替え後のダメージの回復が早かったかなぁと感じています。
「多肉植物の植え替えは春」というガチガチの考えではなく、その品種の様子を見て適時に行うという柔軟性が私には必要ですね。。。
その後の玄海岩蓮華
植え替え後およそ1か月経過した玄海岩蓮華です。全ての株が無事に成長していますので、植え替えそのものは成功したようです。昨年はあまり記録写真を残していなかったため、今年はもう少し丁寧に観察していきたいと思っています。
その後さらに1ヵ月チョット経過した玄海岩蓮華が下の写真です。一気に個体数も増えてにぎやかになっています!
<2020年8月22日追記>
植え替えからおよそ140日経過した7月上旬の玄海岩蓮華の様子です。ものすごく個体数も増えて丼状態(笑)になっていますよね!
親株から旺盛にランナーを出していますが、ランナーの出方は子持ち蓮華とほとんど同じような感じです。
2020年夏の玄海岩蓮華
2020年夏の玄海岩蓮華の様子が次の写真です。この間3週間程断水していましたので若干葉に張りが足りないようになっています。まぁ水不足がその要因ですが、気づけばいつも間にか赤く紅葉しているではありませんか!?
2020年の梅雨は涼しい梅雨でしたが、さすがに紅葉するような気温ではないと思っています。。。それとも玄海岩蓮華って暑い時期から紅葉するのかしら???
もしかしたら断水したのが要因???
詳細はチョット分かりませんが、この後も様子の変化を追記したいと思います!
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