多肉植物の育て方

多肉植物の基本的な育て方についてです。多肉植物は非常に種類も多く、また栽培される方の地域的な環境条件や、個々人の栽培環境なども管理方法は千差万別だと思います。

ここに書いた「育て方」は、あくまで「一般的な育て方」になります。実際に多肉植物を育てる場合、ご自身の栽培環境に照らし合わせて若干の修正が必要になります。

多肉植物の育て方Top画像

多肉植物について

多肉植物の故郷の多くはメキシコやアフリカ、中米といった比較的気温の高い地域です。もちろん日本やヨーロッパ原産の多肉植物もあります。

気温の高い地域が原産地になりますので、多肉植物はどちらかといえば暑さに強く寒さに傾向があります。しかし、メキシコなどの暑さは湿度が無くカラッとした暑さですが、日本の夏の暑さは湿気の有る高温多湿の暑さとなります。
そのため、いくら暑さに強い多肉植物といっても日本の夏はダメージがとても大きいものとなってしまいます。

ちょっと話は脱線してしまいますが、同じ暑さでも湿度があると生き物に与えるダメージが大きいというのは、サウナを思い浮かべてもらえれば分かると思います。
サウナは90℃前後の高温の部屋に入って発汗作用を促すものですが、常識的に考えると90℃などという温度は私たち人間を含めて耐えられる温度ではないですよね!そんなサウナに入れるのは湿度が低いからなのです。ザックリ言えば湿度5%~20%位でしょう。

そして、サウナの熱源に水をかけて湿度を上げると・・・・結構熱くて入っていられなくなりますよね!つまり湿度が高くなると生体に与えるダメージが大きくなってしまうのです!!! スミマセン、思いっきり脱線でした(汗)

逆に日本の冬は、暖かい原産国にはない環境になってしまいます。日本は南北に長いため地域によって冬の厳しさに差がありますが、ほとんどの地域では冬は多肉植物にとって苦手な季節となってしまいます。

そんな日本の夏と冬を乗り越えるためには、日々の栽培管理が重要なポイントとなってくるのです。言い換えればポイントさえ押さえれば夏や冬も怖くない!という事になります。そんな栽培管理をまとめてみました。

基本の栽培管理方法

多くの多肉植物は「春秋型」になります。つまり春と秋に旺盛に生育して、夏と冬は休眠してしまうというタイプです。この「春秋型」多肉植物の管理方法をご紹介します。

置き場所

多肉植物にとって、季節に合わせた置き場所で育てるのがベストといえます。まぁ実際は(私もそうですが)なかなか季節ごとに場所を移動したり、遮光ネットを張ったりなどは出来ないと思いますが、知識として知っておけば「あれ?少し調子が悪そうだ」と感じた時の改善に役立つと思いますよ!

春と秋の置き場所

春と秋は多肉植物にとって、と~~っても快適で成長しやすい季節です。この頃は直射日光が当たる明るい場所で、かつ風通しの良い場所に置いてあげます。多肉植物は日光不足になると徒長といって茎だけがひょろ長く育ってしまいますし、日光が当たっても風通しが悪いと湿気がこもって蒸れたようになってしまうからです。

ただし、春の初めに室内から一気に直射日光のあたる場所に移してしまうと、葉焼け(日光が強すぎて葉が焼けたように褐変してしまう事)を起こすことがあるので、明るい日陰から日にあたる場所まで、時間をかけて慣らしながらの移動が良いです。

秋は残暑も一段落する9月の中旬頃から、春先と同様に直射日光のあたる明るい場所に移していきましょう。もちろん地域によっては9月の上旬とか下旬とかの差はあると思いますが、極端な蒸し暑さが和らいで来た頃ということを目安にすればよいと思います。

初夏~梅雨の初め頃までもこの項目の管理方法で行います。

夏の置き場所

多くの多肉植物は夏、特に高温多湿の日本の夏が苦手です。また、夏に休眠する多肉植物も多いので、夏の置き場所には特に注意が必要です。

真夏の強い日差しは多肉植物にとって大変なストレスです。場合によっては葉焼けしてしまう事もありますので、半日蔭の場所に置いてあげましょう。また、十分風通しの良い場所でないと蒸れて弱ってしまいますので、鉢同士を密集させずに間隔をあけたり、置き場所周りの遮へい物を片付けて風通しを良くしてあげます。

梅雨の頃は雨も多く、つい春~初夏のままの場所に置いてしまいがちです。しかし、梅雨の晴れ間の日差しは真夏の日差しと近いものが有りますので油断は禁物です。梅雨に入ったら真夏の置き場所(真夏の栽培環境)にした方が良いと思います。

また、夏場は雨にあてないように注意します。私の経験では、風などで運ばれた雨粒で濡れてしまったとか、数時間雨に当たってしまった等では大きな影響はありませんでした。しかし、丸一日雨にあててしまったような場合は、培養土がかなり水を含んでいる状態になります。このような状態で気温が上がると、蒸れや高温で根腐れや葉焼け、腐りなどを起こしてしまう危険が高くなります。万が一雨にあててしまったら、風通しの良い日陰など、極力早く培養土が乾くような場所に移動させましょう。

明るい日陰が無い場合は、遮光ネットなどで直射日光を防ぐ必要があります。遮光ネットも遮光率が多々ありますが40%~50%位で良いと思います。ただし張り方に注意が必要で、全てを覆ってしまうように張ってしまうと風が通らなくなり逆効果でになってしまいます。昼間の太陽の位置を確認し、その日光を遮る位置に1枚張るだけでOKです。どうしても囲う必要がある場合は、ネットの一部だけを固定して風が入るようにするか、ネットの一端を短冊状に切って(縄のれんのようにして)風が入るように加工します。

遮光率が高くなるとネットの内側は暗くなります。つまり日光の○○%をカットして、残りを中に入れると考えてください。

冬の置き場所

多肉植物の多くは冬の寒さに弱い傾向があります。また、夏と同様に休眠期に入る多肉植物も多々あります(というか、ほとんどが休眠するといっても過言ではないかも)。基本的には室内や簡素なフレーム温室などで冬越しをさせます。

室内に移動させる時期ですが、品種によっても耐寒性に違いがあるため一律な基準は決めにくいと思います。ですが、多くの多肉植物が「最低気温2~3℃」位までは問題なく野外で大丈夫だと思います。私の住んでいる環境(北関東の内陸部)では12月中旬頃に室内に移動させています。

ただし、早霜の降りるような寒い年はもっと早い方が良いかもしれませんね!
多肉植物について書かれているサイト等では、「多少霜にあてても問題なかった」のように書かれている事もありますが、エケベリア属の錦晃星という品種や、カランコエ属は霜に弱いと感じています。また、霜に当たると枯れないまでもダメージが残ったりしてしまいますので、ビビりな私(笑)は早めに室内に入れてしまっています。

室内での置き場所ですが、私は「暖房の無い明るい日差しの入る窓辺」に置いています。まだまだ手持ちの多肉植物は少ないので温室等は必要ありませんでしたが、今後増えてきたらどうしよう?とチョット悩んでいることは事実です(笑)。
暖房の無い日差しの入る場所を選んだのは以下の理由からです。

  • 暖房があると乾きやすくて植物体自体が乾燥してしまう恐れがあった
  • 昼夜の寒暖差で結露しやすい状況を避けたかった
  • 暖房があると多少成長もすると思われるので、水遣り管理がしにくいと感じた
  • 薄暗い場所に冬季置いておくと、春野外に出す時に日光に対する順応が難しいと感じた
  • 耐寒性のある品種では厳冬期までは成長すると思われたので、日光不足による徒長を極力抑えたかった

ただ、これも若干の矛盾があって、日の良くあたる窓辺は晴れた日には結構室温が上がるため、休眠中と思われる品種も成長してしまうのです。さらに、冬季間といっても何回かは水遣りを行うため、水遣り後の培養土がなかなか乾かなくて用土が湿った状態が長く続いてしまいました。

冬場の基本を押さえつつ、どのような場所に置いてどのような管理をしていくのか、私も手探り状態というのが本音です・・・・

水やり

多肉植物に限らず、植物は水と日光が成長には必須の条件になります(もちろん栄養素もですが)。特に多肉植物は野外での地植えではなく鉢植えで栽培していることが殆んどでしょう。さらには季節によって置き場所(栽培環境)も変える必要があるため、季節による水遣りも元気な多肉植物を育てるポイントになります。

春と秋の水遣り管理

多肉植物が休眠状態になる夏と冬以外のこの季節は、多肉植物がグングン成長する季節となります。そのため水の要求度も高まっていますので、水遣りはこまめに行ってください。この季節に水切れを起こしてしまうと元気に成長することができません(極端に乾燥させない限り枯れることはないですが)。

この季節の基本的な水遣り方法は「培養土が乾いて2~3日したらタップリと水を与える」という事になります。いくら水が必要な時期といっても、常に培養土が水を含んでいる状態が長く続けば、根腐れや細菌による汚染の原因となります。適度な乾燥と潅水をうまく繰り返すことがポイントとなります。
また、水を与える場合は鉢底から水が流れ出るくらいに十分量の水を与えます。表面が濡れた程度の水遣りでは根まで届いていない可能性もあるので注意してください。

夏の水遣り

夏の水管理の基本は「水をあまり与えずに断水気味にする」という事になります。夏は多くの種類の多肉植物が休眠する季節ですので、多肉植物にとってもあまり水は必要としていません。つまり水を根から吸い上げて成長に利用するという状況ではないため、培養土の多くの水はそのまま残っていると考えられます(乾燥は自然乾燥が主)。このような環境下では水は多肉植物にとって負の要因となる恐れがあります。

負の要因として最も多いのが根腐れです。根腐れは名前の通り根の先端から徐々に腐っていき、そのまま放置しておくと根全体に腐敗が進行して植物自体も枯れてしまいます。夏場の多肉植物は元気がない状態が多いですし、高温多湿のダメージで葉が落ちてしまう事もあります。そのため根腐れかどうかの見極めが難しく、手遅れになる可能性も高いと思います。

根腐れの原因となるのは糸状菌と呼ばれるカビによるものです。原因菌の種類もたくさんあるのですが、カビ類すべてに共通して言えることは高温多湿の環境下で繁殖しやすいという点です。また、空気(酸素)が多い環境よりも少ない環境を好む菌ですので、夏場の過度の水遣りは、鉢の中をこれらの病原菌が繁殖しやすい状態にしてしまうのです。「水やりすると特定の鉢だけ乾きが遅い」とか「表面にカビのようなものが生えている」というような場合は根腐れを疑いましょう。

夏場の水遣りのタイミングとしては、用土が乾いてから数日たった頃、または葉が縮れてしわが寄った頃です。もともと多肉植物は葉に大量の水を蓄えているため、乾燥には強い性質を持っています。私も初めの頃は「枯れてしまうのではないか?」という不安から、少し水遣りが多かったように思います。事実、秋に植え替えを行った際に幾つかの多肉植物は根が黒ずんだりして、貧相な状態になっていました。
今年の夏は思い切って断水気味にしてやろうと思ってます!!

ポイント!

夏場の水遣りは「夕方に行う」ことが最も大切なポイントです。その理由は、朝に水遣りをすると日中の高い気温で鉢内が高温多湿の状態になってしまうからです。特にプラスチックの鉢を使用している場合は、鉢そのものの通気性が無いため、異常高温になる場合もあります。

冬の水遣り

冬の水管理の基本は「思い切った断水を心掛ける」です。冬も夏と同様に多肉植物は休眠状態になっていますので、水はほとんど必要としていませんし、気温も低いため水の蒸散も少なくなっています。そのため、水遣りの頻度は1ヵ月に1回位で十分です。暖房等をしている場合は月に2回とか2ヵ月に3回など、培養土の乾燥具合を見て行います。

真冬の厳冬期は完全に断水しても構いませんし、逆に断水した方が冬の寒さを乗り越えやすいといわれています。これは断水によって葉に含まれる水分量が減少して、葉内の濃度が高くなり、その結果凍結しにくくなって耐寒性が増すという理由からです。

ただ、ネット等で調べていると「冬にも1~2週間に1回程度水遣りをする」という記事もあります。どちらが正しいのかいづれは実験してみたいと思っていますが、私は月に1回程度の水遣りで冬を乗り越えました。

ポイント!

冬場の水遣りは「朝に行う」ことが大切なポイントです。その理由は夕方に水遣りをすると、夜間の気温低下に伴って鉢内の水分が凍結してしまう恐れがあるからです。鉢内の水分が凍結してしまうと根に大きなダメージを与えてしまい、冬を乗り越えられなくなる危険性があります。

水遣りのその他の注意事項

私の経験からですが、水遣りはジョウロや水差しでの潅水よりも「底面給水」が良いと思っています。特にロゼット状の多肉植物や葉に産毛の有るような多肉植物には底面給水がお勧めです!

ロゼット状の多肉植物とは

底面給水のお話の前に、ロゼット状の多肉植物とはどのようなものかを説明します。
ロゼットという形の語源はバラの花から来ています。バラの花びらのように円盤状に並んだ状態の形を指す言葉です。
最も分かりやすい例はタンポポの葉だと思います。タンポポは地面から葉が放射状に生えていますよね、あれがロゼット状なのです。

以下にロゼット状の多肉植物をいくつか紹介します。

底面給水のメリット

上記のようなロゼット状の多肉植物に対してジョウロで水遣りをすると、葉の内側に水が溜まってしまう事があります。また、葉が大きくなって鉢の上面を覆ってしまうような個体の場合、上から散水しても培養土には水がなかなか届きません。

葉に水が溜まらないように水差しなどを使っても、よほど丁寧に水遣りをしない限りやはりロゼット状の葉の間に水が溜まってしまう事があります。

さらには、葉に産毛の生えている多肉植物(例えばエケベリア属の錦晃星)では水滴が葉の上部についてしまい、下に落ちない事も多々あります。

産毛の生えている多肉植物。エケベリア属の錦晃星
産毛の有る多肉植物、エケベリア属の錦晃星

ロゼット状の葉の間に溜まった水や、葉の上に残った水滴をそのままにしておくと、日光に当たった時にその場所が葉焼けしてしまう事があります。特にロゼットの中心は多肉植物の生長点があるため、この部分が葉焼けを起こしてしまうと多肉植物自体が枯れてしまう場合もあります。
私も以前、エケベリア属の七福神で中心に葉焼けを作ってしまい、一番大きかった七福神が枯れてしまった苦い経験を持っています。

底面給水は鉢底から水を吸わせるため、このような危険を完全に回避することができますので、私は好んでこの方法を用いています。
ただデメリットとしては、培養土が完全に吸水してしまうため「サラッと水を与える」という加減が出来ない事と、鉢数が多いと結構時間がかかる、この2点があげられます。

底面給水の方法はいたって簡単で、古い鍋でも、洗面器でも何でもよいので容器に水を張り、その中に鉢を静かに浸してあげればOKです。水の量が多ければ数秒で終わりますし、水の量が少なくても10分位付けて置けば吸い上げてくれます。

底面給水の方法。鍋に水を入れてそこに鉢を浸す。
底面給水の方法。鍋に水を入れてそこに鉢を浸す。
底面給水で培養土が水を吸い上げたところ。
底面給水で培養土が水を吸い上げたところ。ほんの数秒で水を吸い上げます。

多肉植物の病害虫

多肉植物にも病気や害虫による食害があります。放置しておくと最悪植物が枯れてしまう事もありますので、適切な防除や駆除が必要となります。

かかりやすい病気

多肉植物の病気もいくつかはありますが、特に多いのが根腐れです。これは鉢内の水分が多すぎたり、肥料が多すぎたりすると鉢内に菌が繁殖して根を侵す。腐ってしまった根は元には戻りませんし、植物にとって重要な根が侵されることによって水分や養分を取り込むことが出来なくなって枯れてしまいます。

冬以外の気温が高い季節に発生するのがカビ類や細菌による被害です。葉などに点々と色の変わった部分が出来たりしたときは、これらの病気にかかっている可能性があります。

葉焼けも一種の病気かもしれません。真夏の直射日光の元、葉に付いた水滴が原因で葉が褐変してしまう病気で、火傷のようなイメージです。逆に真冬の寒さで葉が焼けてしまう事もあり、こちらは凍傷という事になります。

これらの病気の多くは、適正な栽培環境や水遣りで防ぐことができますが、もしもかかってしまった場合は薬剤などで治療します。ただ、薬剤が有効なのは菌やカビによる病気だけで、葉焼けなどは治療(元に戻す)ことは出来ません。

つきやすい害虫

多肉植物に付いて被害を与える害虫には、葉を食べてしまう害虫(食害性害虫)と葉や根に取り付いて養分を吸い取る害虫(吸汁性害虫)の2種類がいます。
食害性害虫はヨトウムシやナメクジが代表格で、吸汁性害虫はカイガラムシ・アブラムシ・ネジラミなどが主な害虫です。

害虫が付いたまま放置しておくと、葉が無くなってしまったり葉が萎れてしまったりして、最終的には枯れてしまう事もあります。また、枯れないまでも害虫の排泄物に細菌が繁殖したり、害虫自身がウイルスなどの病原菌を媒介したりしますので発見次第処理しましょう。

食害性の害虫の場合は見つけたら割りばしやピンセットなどで除去します、吸汁性の害虫の場合は薬剤などで駆除します。薬剤を使わない場合は習字用の筆などで害虫を絡め捕っていきます。この方法、実際にやったことがありますが、結構手間もかかるし全部取ることはとても困難でした(‘◇’)ゞ

害虫を防ぐためには浸透移行性の殺虫剤が効果があります。浸透移行性の殺虫剤というのは根などから殺虫成分が植物内に取り込まれ、その葉を食害(吸汁)した害虫が駆除されるというタイプの薬剤です。

使い方としては、初めて見つけた時に培養土に撒くか、植え替え時などに培養土に混ぜ込んでおきます。

実際の害虫被害

私が育てている多肉植物も実際に害虫が付いたことが何度かありました。ふと気が付くと葉の表面が削り取られたように食害されていたり、セダム属などは葉が細いものが多いため一部がすっかり無くなったりしてしまいました。でも、最も多かったのはアブラムシによるものです。

写真が残っているのは子持ち蓮華にワタアブラムシという害虫が付いた時の物ですが、すごく小さな虫なので初めはゴミでも付いたかなくらいに思っていました。暫くすると数も増えてきて「おかしい!」と気づき、よくよく見てみるとどうも虫らしいことが分かりました(遅いよ!というツッコミが聞こえてきそう。。。)

ワタアブラムシが付いてしまった子持ち蓮華
ワタアブラムシが付いてしまった子持ち蓮華の葉。ゴマ粒のように見えるのがワタアブラムシ。
ワタアブラムシの拡大写真
ワタアブラムシの拡大写真。

この時は習字用の刷毛を使って「捕っては刷毛を水で洗い、捕っては刷毛を水で洗い」を繰り返し、アブラムシがかなり少なくなったところでオルトランDXという浸透移行性の殺虫剤を撒きました。季節としては秋の初め頃でした。

このような事があったため、その後の植え替え時には浸透移行性の殺虫剤を培養土に混ぜることにしました。病気と害虫の予防と早い段階での処置はとても大事だと実感しています!

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