【うちの多肉】玄海岩蓮華(げんかいいわれんげ)の手探り栽培記録(2020年)

私が趣味で育てている多肉植物の中に、オロスタキス属の玄海岩蓮華(げんかいいわれんげ)という多肉植物があります。別名「薄紅蓮華(うすべにれんげ)」とも呼ばれ、秋の紅葉では葉の周縁やランナーが紅色に色づきます。

玄海岩蓮華の基本情報

玄海岩蓮華の基本的な情報です。多肉植物に関する詳細な情報は以下の記事にまとめましたのでご参照ください!

科名/属名 ベンケイソウ科オロスタキス属
名称 玄海岩蓮華(げんかいいわれんげ)
薄紅蓮華(うすべにれんげ)
原産国 日本
開花時期
増やし方 脇芽が形成されます。また脇芽だけではなく、ランナーと呼ばれる長い枝を伸ばしその先に子株が形成されます。
備考 比較的寒さに強い品種です。

玄海岩蓮華は日本の比較的に寒い地方で自生している多肉植物なので、寒さには強い性質を持っています。冬期に培養土が凍ってしまうような厳しい寒さの地方以外では、野外での冬越しが可能です。
野外で冬越しさせる場合は断水を心掛けるようにしましょう。

玄海岩蓮華の増やし方

玄海岩蓮華は脇芽だけでなく、親株の周りからランナーを出し、その先に子株ができて増えていきます。植木鉢が十分に大きければ子株がそのまま培養土に接地して、そこで根を伸ばして増えていきます。

同じようにランナーを伸ばして増えていく多肉植物に「子持ち蓮華」という品種がありますが、玄海岩蓮華のランナーは子持ち蓮華のランナーとは少し様子が異なっています。子持ち蓮華は1本のランナーがスーと伸びていき、その先にできた子株からさらにランナーを伸ばします。また、暫くするとランナーの途中からも別のランナーが伸びていきます。
玄海岩蓮華のランナーは子持ち蓮華よりも太いランナーです。そしてその途中途中に節のような部分があり、そこから枝分かれして複数のランナーが伸びます。

玄海岩蓮華のランナー
玄海岩蓮華のランナー

上の写真を見ると、伸びたランナーの節のような部分から根が出ていることが分かります。長く伸びたランナーでも、このような発根が見られないものもありますので、ある程度ランナーが成熟した状態、または水不足などで新しい個体を残そうとしている状態になった時に発根するのかもしれません。この点はもう少し検証が必要だと思っています。

初めての玄海岩蓮華

初めてこの品種を入手したのが何時なのかは正確には覚えていませんが、多肉植物に興味を持って直ぐの頃だと思いますので2019年5月~6月頃だったかもしれません。その頃は多肉植物に興味を持ち始めたばかりでしたので、今のように写真をたくさん撮ったりはしていませんでした。
なので、2019年9月8日に撮影した下の写真が最も古い手持ちの写真となります。

手持ちの中で最も古い玄海岩蓮華の写真
玄海岩蓮華2019年9月8日撮影

左側にある子株には枯れたランナーが付いていますので、実際に栽培を始めたのはもう少し前のはずです。そして夏場は多肉植物を購入していないので、頻繁に購入していた5月~6月頃であっていると思います。

季節も秋に近づいているためか、葉の周縁が紅色に紅葉していることが分かります。子株は全体が紅色になっているようですね!!
この紅葉の色が別名の「薄紅蓮華」の名の由来なのでしょうね。
昨年は株も小さく、あまり印象に残らなかった品種でしたが、今年はじっくりと楽しみたいと思っています(^^♪

2020年の春に行った玄海岩蓮華の植え替えについて投稿していますので、よろしかったらそちらもご覧ください!

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