趣味で栽培しているベンケイソウ科セダム属の玉つづりについての記事です。玉つづりは2020年1月に初めて入手した品種(カット苗)のため、今回の記事では入手から発根・植え付けまでを紹介します。
また基本的な育て方や特徴なども紹介します。
玉つづりについて
玉つづりの育て方は多肉植物の基本的な育て方に準じます。基本的な育て方については下記の記事を参照してください。
科名/属名 | ベンケイソウ科セダム属 |
名称 | 玉つづり、 |
原産国 | 中米 |
開花時期 | 夏ころ(真冬以外さまざま) |
増やし方 | 株分け、芽刺し、葉挿し |
備考 | 夏場は湿度が高いと病気にかかりやすいです。また霜にも弱いため冬場は室内で管理します。 |
玉つづりの増やし方
玉つづりは株分けや芽刺しの他、葉挿しで増やす事が可能です。ただ、玉つづりではやったことはありませんが、玉つづりの新しい品種である「新玉つづり」では、葉挿しの発根率はあまり良くはありませんでした。やり方や時期の問題もあるかもしれませんが、葉挿しは若干難しいのでは?という予想をしています。
多肉植物の増やし方については以下の記事にまとめましたので、参考にしてください。
玉つづりの耐寒性・耐暑性
玉つづりの生育適温は 5~25℃です。耐寒性・耐暑性ともに やや強い傾向がありますが、霜に当たると弱ってしまうため冬期は室内で管理します。また夏の過湿状態では黒斑病というカビの一種による病気が出やすい傾向があります。そのため、夏場は断水気味にして風通しの良い場所で管理します。
玉つづりのその他の特徴
玉つづりは上に伸びて行くというよりも、鉢から下に垂れ下がるように成長していきます。そのため浅鉢などに植えると植物体が下についてしまい、そこから傷んでしまう可能性がありますので、使用する鉢は深鉢が良いでしょう。
葉が取れやすい植物なので、植え替えなどで触るときは注意が必要です。仮に取れてしまっっても取れた葉を葉挿しとして使用し、うまく発根させれば増やすことが出来ますのでレッツチャレンジ!ですね(^^♪
初めての玉つづり
私の初めての玉つづりは2020年(この記事を書いている年)の1月下旬です。カット苗(根の付いていない苗)で入手したため、届いた苗は発根を促すために赤玉土(小粒)に挿して日当たりの良い窓辺に置いておきました(暖房はありません)。
芽刺しの状態で発根を促す
用土は霧吹きで加湿しながら発根するまで管理していました。
挿し芽を開始しておよそ40日ほど経過した3月上旬に、鉢に植え付けるために発根の具合を確認してみました。
結果としては、残念ながら発根は認められませんでした。温度が低かったのか、茎が乾燥しすぎてしまっていたのか、または玉つづりという品種が発根までにもっと時間のかかる品種なのか・・・その理由は分かりませんが、気温も暖かくなってきたので、発根は認められないまま鉢(2号鉢)に植え付けることにしました。
写真を見比べると若干成長して葉の数も増えているように見えますね。。。。
しかし、植え付けのため用土から抜いてみても発根はしていませんでした。もしかしたら親株の茎(下の横になっている茎)をカットして、新しい茎だけにしてから用土に挿した方が良かったのかな????
なんて思ったりしました。
発根の無いままの植え付け
結局上の写真のままの状態で鉢に植え付けることにしました。気温も上がってきたし、鉢に植え付けた状態で発根して育ってくれればいいなと、大きな期待を持っての植え付けでした。
その後の玉つづり
植え付けから1ヵ月経過した玉つづりです。少し葉が増えたようにも見えますが、さほど大きな変化(成長)は見られません。しかし、株そのものは葉もプリッとしていて元気な様子ですので、植え付け後にうまく根が伸びてきたのだと思います!
一安心ですね!(^^♪
次の写真が植え付けから3ヵ月ほど経過した玉つづりです。随分と成長して玉つづりらしい姿になってきました。これからどんなふうに成長していくのかが楽しみですね!
植え付けからおよそ115日経過した7月上旬の玉つづりです。上の写真から1ヵ月程しか経っていませんが、急に大きく(長く)なったように感じます。このまま成長して下に垂れてくれるのかな?
2020年夏の玉つづり
2020年の梅雨は長くて梅雨の晴れ間も無く、気温もさほど上がらなかった状況でした。その反面、梅雨明け後は連日猛暑・酷暑の暑い日が続き多肉達にとっても厳しい夏になったでしょう。
そんな夏に備えて3週間ほど断水していたのですが、このまま秋まで完全断水というには厳しそうでしたので水遣りをすることにしました。その直前の様子が下の写真ですが、結構成長していたんだなぁと自分でも驚いてしまいました(‘◇’)ゞ。
このまま夏を乗り越えてくれるのか・・・・?
また暫くしたら様子を追記したいと思います!
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