趣味で栽培しているベンケイソウ科エケベリア属の銀武源(ぎんぶげん)についての記事です。銀武源は2020年2月に抜き苗(根が付いた状態の苗)で入手しました。まだ入手初年度のために不明な点も多いのですが、銀武源の基本的な情報なども入れながら紹介したいと思います。
銀武源について
銀武源の育て方は多肉植物の基本的な育て方に準じます。基本的な育て方については下記の記事を参照してください。
科名/属名 | ベンケイソウ科エケベリア属 |
名称 | 銀武源(ぎんぶげん) |
原産国 | 交配種 |
開花時期 | 春~初夏 |
増やし方 | 株分け・葉挿し・芽刺し |
備考 | わりと丈夫な品種なので育てやすい感じです |
銀武源は交配品種?
銀武源の原産国については若干不明な点があります。サイトによっては「中米」という情報もありますが、私が調べた限りでは原種ではなく「交配種」という可能性が高いです。
最も多い情報では、玄武源はエケベリア属の銀明色(ぎんめいしょく)という品種とプベスケンスという品種を交配してできた品種ということでした。ただ、プベスケンスという名称の品種はクラッスラ属とエケベリア属の両方に存在しているので、どちらが交配親なのか明確ではありませんが、たぶんエケベリア属のプベスケンスではないかと思われます。また、この品種は日本で交配されたという情報もありました。
まぁ、多肉植物って結構交配しやすい植物の様で、専門家でなくとも交配は出来るようですね。そのため色々な交配品種が作出されるので同じ交配親でも別の品名とか、別の交配親でも同じ品名とか・・・・・
結構いろいろありそうです(‘◇’)ゞ
銀武源の増やし方
銀武源は株分けや芽刺しで増やしますが、葉挿しでも増やせるようです。もちろん私は実際にはまだ未経験ですが、少し大きくなったら(増えたら)葉挿しのテストもしてみたいと思います。ただ、葉挿しの成功率(葉挿しのやりやすさ)は若干低い感じですね。葉挿しがどんな感じになるのか楽しみです!実際にやってみたらここで紹介させていただきます!!
多肉植物の芽刺しや葉挿しなどについては以下の記事も参考にしてくださいね。
銀武源の耐寒性・耐暑性
耐暑性は他の多肉植物と同様に、日本の高温多湿の夏が苦手です。断水気味にして直射日光のあたらない風通しの良い場所で乗り切りましょう!
耐寒性についてはやや強い方です。もちろん冬季も断水状態が基本ですがマイナス2℃位までなら耐えられるようです。ただ、可能であれば気温が3℃位になったら室内に移動させてあげた方が良いようです。
銀武源の花
うちの銀武源は5月の中旬に花を咲かせてくれました。2月に入手した時には既に花芽を持っていたのですが、その花芽が5月に開花しました。さらに7月に入っても別の花芽が成長してきて新しい花を咲かせそうです!
初めての銀武源
2020年2月の下旬に初めて銀武源を入手しました。抜き苗の状態で入手したのですが、思っていた以上に大きな苗で根もしっかりと張っていましたので、早々に鉢に植え付けることにしました。根は2月という寒い時期でもあったため、短くカットはせずにほぼそのままの状態で植えてみました。鉢植えのサイズは3.5号です。
下の写真が植えつけた様子ですが、既に葉の間から脇芽(花芽?)が顔を出していました。成長が楽しみですよね!!!
植え付けた鉢はまだまだ寒い季節のため、窓辺の室内に置いてもう少し暖かくなるのを待つことにしました。
植え付けからの成長記録
暖かくなった3月中旬頃からは室外で管理しました。植え付けからおよそ50日目の銀武源は紅葉の名残もだいぶ消えて緑が美しくなってきました。また花芽も大きく、長くなってきた様子が分かります。
次の写真は植え付けからおよそ70日目の銀武源です。花芽も大きくなり先端が色づいてきました。もうすぐ花を咲かせそうです(^^♪
植え付け後およそ80日経過した5月17日にはオレンジの綺麗な花を咲かせてくれました(上記「銀武源の花」を参照)。1つの花茎から複数の花を付けてくれるので、花を長く楽しめそうですね!
6月に入っても新しい花茎が伸びてきました。そして7月初旬の頃には新しい花も咲きそうになり、思った以上に長い期間花を咲かせてくれるんだなぁ!と正直驚いています(笑)。
次の写真が現在最も新しい写真なのですが、花芽と脇芽と鉢の中が賑やかになってきました!
今後の成長過程も追記していきますので、よろしくお願いいたします(*^^*)
<8月22日追記>
植え付けからおよそ150日経過した7月下旬の銀武源の様子です。花芽も増えて綺麗なオレンジ色の花を咲かせてくれました!
開花時期は春~初夏ということですのでそれより遅い感じですが、この年の(2020年)の梅雨は気温もあまり上がらない涼しい梅雨でしたので花芽も成長したのかもしれませんね!(^^)!
2020年夏の銀武源
涼しく長かった梅雨も明けて一気に暑い夏に突入しました(気温差が極端すぎる!笑)。夏に備えて3週間程断水していたのですが、あまりにも培養土が乾いてしまったので少し水遣りをすることにしました。その時の銀武源の様子が次の写真です。
断水の影響で花芽もクタ~~っとなってしまいましたが、今のところ順調に夏を乗り越えようとしている感じですよね!
これからの残暑を乗り越えられるのか!
逐次追記していきますね(^^♪
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