【うちの多肉】センペルビウム属の手探り栽培記録(2020年)

センペルビウム属の再植え替え

2月下旬に植え替えた(寄せ植えした)先輩格のセンペルビウム属ですが、6月の初めには4号鉢が窮屈になってしまったため急遽植え替えを行いました。

再植え替えまでの成長の様子

本当にあっという間に大きくなってしまったセンペルビウム君達ですが、植え替えまでの成長の様子を振り返ってみます。

植え替え時の様子

植え替え時のセンペルビウム属。2号鉢から4号鉢に植え替え(寄せ植え)ました。

植え替え後およそ1ヵ月経過したセンペルビウム属

植え替え後、およそ1ヵ月経過したセンペルビウム属です。両方の株ともに小さな子株が出来ているのが分かります。

植え替え後2ヵ月目のセンペルビウム属

植え替え後、およそ2ヵ月経過したセンペルビウム属です。子株もだいぶ大きくなりましたが、右の方は親株の葉の間にたくさん子が出来るタイプで、左の方はランナーを伸ばして子株が出来るタイプですね。

植え替え後3ヵ月目のセンペルビウム属

植え替え後、およそ3ヵ月目のセンペルビウム属です。この窮屈さを見て別々の鉢に植え替えてあげようと決心しました。

植え替えの実際

センペルビウム属にとって夏は休眠時期になってしまいます。植え替えを行ったのが6月上旬の梅雨入り前なので、盛夏になる前に植え替えのダメージも多少は修復できるかなと期待しての植え替えでした。

2月の植え替え時に、根張りを良くするために根を2㎝程に切り詰めて植えつけたのですが、3ヵ月で根はしっかりと伸びていました。ただ、品種によって根の成長も異なるようで、写真のように根のボリュームには倍くらいの違いがありました。

植え替えのため鉢かな抜いたセンペルビウム属
植え替えのため鉢から抜いたセンペルビウム属。

左の赤い方の株は、ランナーに出来た子株が結構大きくなっていたので、そのまま植え付けるのではなく、子株を独立させて植えつけることにしました。右の株は葉の間から子株がびっしりと出来ていたのですが、まだ外せるような感じではなかったためそのまま植え付けることにしました。

下の写真は右側の株を4号鉢に植え付けた状態の物です。

4号×に植え替えたセンペルビウム属
4号鉢に植え替えた、上部写真右側のセンペルビウム属。

写真左側のセンペルビウム属の子株を親株から外したところです。ランナーが培養土に接地していたようで、ランナーや子株の株元からは発根が見られました。思った以上にランナーからの発根が多くて驚きましたが、植え替えせずにそのまま栽培を続けているとランナーで繋がった状態で成長をすすめるのかもしれませんね?
次回はこのまま成長を続けさせて、大きくなった子株と親株の状態を確かめてみたいと思います!

上部写真左側のセンペルビウム属。ランナーを外したところ。
上部写真左側のセンペルビウム属。ランナーを親株から外したところ。
子株に発根が認められるセンペルビウム属。
子株の株元やランナーから発根が認められる。

今回は春の植え替えと違い6月ということもあったので、2株ともに根は切り詰めず、なるべく根にダメージを与えないようにして植えつけました。

巻絹と思っていた株が巻絹じゃなかった!

そしてここで元々「巻絹」と思っていたセンペルビウムが、実は巻絹ではなかったという確証を得たのです!

元々巻絹と思っていた株は上の写真の右側、つまり緑色の方の株だったのですが、これまでも「糸がない!」といった疑問点が露見していました。今回「これは違うなぁ」という確証になったのが、子株のでき方だったのです。

巻絹の増え方をネット等で調べていると、「ランナーを伸ばして増えていく」と書かれています。ハイ、あの緑の株はランナーは出していないですよね(;^_^A
なので、巻絹じゃないという結論に達しました。

では、もう一つの株が巻絹なのか?
正直言って良く分からないです・・・・
まぁ多肉の世界は「札落ちは名無しさん」と言われる位、すごくよく似ている品種が多い世界です。今回の「巻絹騒動」も、ハッキリとした確証が持てないため両方の株とも「名無し君」で行こうと思っています(笑)。
そのうちに名前のハッキリしたセンペルビウム属を増やしていきたいですね!!

この後のセンペルビウム属の様子は以下の記事で紹介しています。苦手な夏をうまく乗り越えられるのか???
実はちょっとした油断で手痛いダメージを受けてしまったのですよ(´・ω・`)

良かったら読んでみてくださいね。

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